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新宮市児童虐待防止連絡会を設立
近年児童に対する虐待問題が増え、早急に対応すべき社会的な課題となっています。当地方においても例外ではなく、問題となっている件数は少なくありません。新宮市社会福祉協議会では常々こういった問題がおこらないよう、明るいまちづくりを目指して取り組んできましたが、15年度新たに児童虐待防止事業を立ち上げることになりました。この事業は、14年度より児童虐待防止事業を推進している全国社会福祉協議会から、15年度16年度の2年間の補助事業の指定も受けています。尚、全国では昨年度は53の社協が、今年度は新宮市社協を含めた20の社協が事業指定を受けています。
新宮市社会福祉協議会では、児童関係機関・団体等と連携し、児童虐待の防止とその啓発を図ることを目的として連絡会を設置しました。この連絡会は、関係機関及び団体に協力をお願いしたところ、61団体からご協力をいただくことになりました。さらにこの61団体の中から推進委員会を発足させ、具体的に事業を展開しています。



新宮市児童虐待防止連絡会 協力機関・団体
※活動の内容が最後にのっています。参考にしてください。
機関・団体名 連絡先 機関・団体名 連絡先
関係機関 和歌山県紀南児童相談所新宮分室 22-8551 保育所 大浜保育所 22-3947
和歌山県東牟婁地方教育事務所 21-9633 熊野地保育所 22-5416
東牟婁振興局 健康福祉部 21-9633 佐野保育所 31-7300
新宮市福祉事務所 23-3333 高田保育所  
新宮市保健センター 23-4511 正明保育園 22-3585
新宮市教育委員会 23-3333 たづはら保育園 22-7983
新宮市立少年相談センター 22-3861 マリア保育園 22-3715
新宮警察署 21-0110 はまゆう保育園 21-0440
和歌山地方法務局新宮支局 22-2757 新木保育園 21-3753
紀南学園 22-3004 三輪崎保育園 31-7152
新宮市医師会   白梅保育園 31-8276
新宮市民生児童委員協議会 新宮市民生児童委員協議会 21-2760 幼稚園 丹鶴幼稚園 22-6862
丹鶴地区民生児童委員協議会 21-2760 千穂幼稚園 22-5593
千穂第1地区民生児童委員協議会 21-2760 蓬莱幼稚園 21-3145
千穂第2地区民生児童委員協議会 21-2760 王子幼稚園 22-5387
蓬莱地区民生児童委員協議会 21-2760 三輪崎幼稚園 31-7081
王子地区民生児童委員協議会 21-2760 学校 丹鶴小学校 22-8424
三佐木地区民生児童委員協議会 21-2760 千穂小学校 22-8454
児童館 中央児童館 21-2760 蓬莱小学校 22-2431
橋本児童館 21-0105 王子小学校 22-8431
下田児童館 23-0978 三輪崎小学校 31-7014
浮島児童館 22-4619 高田小学校 29-0124
新宮市ボランティア 市民活動センター登録団体 新宮市母子保健推進員会 21-2760 緑ヶ丘中学校 22-2720
新宮市地域活動連絡協議会 21-2760 城南中学校 22-2683
新宮東牟婁おやこ劇場 21-2760 光洋中学校 31-7034
子育てサポート キッズクラブ 21-2760 高田中学校 29-0130
わかやま子育てサポートネットワーク 21-2760 近畿大学附属新宮中学校 22-2005
全国障害者問題研究会新宮・東牟婁サークル 21-2760 和歌山県立みくまの養護学校 31-6101
新宮地区更正保護婦人会 21-2760   新宮市ボランティア・市民活動センター 21-2760
新宮市婦人団体連絡協議会 21-2760 新宮市社会福祉協議会 21-2760
NPO法人 ハトぽっぽ 21-2760
お問い合わせ・連絡先
新宮市児童虐待連絡会 事務局
〒647-0041
新宮市新宮市野田1番1号 新宮市社会福祉協議会内 TEL:0735-21-2760



連絡会構成機関・団体の主な活動紹介
(児童相談所)
 児童のあらゆる相談を受けて、必要ならば調査や判定、指導を行う機関です。もし虐待を発見したら、法律で児童相談所に通報することになっています。一時保護(親と離してあずかる)や措置権(児童福祉施設等へ入所させる)を持っています
(福祉事務所)
 福祉事務所も虐待を発見したときの通告先として法律で定められています。福祉事務所の中には、家庭児童相談員という職員がいて、子どもや家庭に関する相談を受けたりしています。
(保健所)
 保健所はアルコール、薬物依存、精神障害などの精神保健の支援をしています。総合的な窓口があり、保健に関する相談窓口があります。
(教育事務所・教育委員会)
 幼稚園や学校の教育課程に関すること、教科書その他の教材の取扱いに関すること、児童・生徒の就学に関すること等をしています。
(保健センター)
 児童虐待防止の啓発を行い、虐待があった場合は児童相談所や福祉事務所に通報し、連携しながら家庭の支援を行います。また、保健師が妊娠中の母親の相談にのったり、乳幼児健診等を行い、援助が必要な場合には、家庭訪問などを通して継続的に支援をしています。保健師が検診後の指導で子どもの身体確認等を行っています。
(少年相談センター)
 こころに悩みを抱えている児童・生徒や不登校の児童・生徒の相談を受けています。教育委員会と警察、市の職員が対応しています。
(警察署)
 虐待を受けている児童については児童相談所や福祉事務所に通報します。緊急な場合には児童相談所と連携して子どもを保護することもあります。虐待の内容が犯罪だと考えられる場合には、事件捜査も行います。少年課や生活安全課が担当しています。
(法務局)
 法務局の子どもの人権専門委員は、虐待の子どもの人権問題に取り組み、無料で相談にのっ てくれます。
(児童養護施設)
 2歳から18歳までが原則で20歳まで入所できます。虐待を受けた子どもや何らかの理由で親の元で生活ができない子ども達が生活しています。児童相談所の措置によって入所が決まります。
(医師会)
 虐待は病院で発見されることが多く、虐待と診断された場合は警察に通告します。特に小児科で虐待の発見される場合が多く、精神科では虐待を行っている親に対しての治療を行うこともあります。
(保育所)
 被害を受けている子どもの状況が把握されやすく、また親との接点も多いため、連携が必要です。
(幼稚園・学校)
 保育所と同じく、虐待の子どもの情報が得やすいです。児童が学校のスクールカウンセラーに相談するということもあります。
(民生児童委員・主任児童委員)
 委員は、日頃から担当地区の子どもや高齢者、妊産婦についての情報を把握しており、必要な援助を行っています。虐待を発見した場合、家庭の状況を把握した上で、児童相談所や福祉軸所に通報します。
(新宮市ボランティア・市民活動センター)
 新宮市では、平成15年6月に新宮市社会福祉協議会が「新宮市ボランティア・市民活動センター」を立ち上げ、福祉ボランティアだけでなく、環境保護、子育て支援、その他さまざまな活動を行っているボランティア団体(個人)、市民活動団体が登録して自主的に活動しています。
連絡会に協力している団体は、子育て支援、育児相談、地域の見守り、障害児問題研究、非行少年の更生と保護など、さまざまな観点から地域に密着して活動しており、連携して「防止と啓発」に取り組んでいます。
(新宮市社会福祉協議会)
 新宮市社会福祉協議会では、地域・高齢者・障害者・児童の福祉事業のほか、介護保険に対応した居宅介護支援やヘルパー派遣サービス、共同募金や貸付事業、そしてボランティアの育成や福祉体験講座など、多岐にわたって住民の皆様へのサービスを行っています。